お申し込み
ホーム›コラム
COLUMN

算命学で読む秋の開運法|9月末から10月、「金」の気に沿って運を整える過ごし方

2026.09.30  / 個人鑑定

「毎年この時期になると、なんだか気持ちが落ち着かないんです」——九月の終わり、四十代の女性がこうおっしゃいました。夏のあいだは忙しくても元気だったのに、朝晩が涼しくなってきた頃から、急に先のことが不安になる。仕事も家のことも、何かを決めなければいけない気がするのに、何を決めればいいのか分からない、と。

私はそのお話を伺いながら、季節の気の変わり目に、とても素直に反応していらっしゃるのだなと感じていました。秋は、ただ涼しくなる季節ではありません。五星算命学(算命学)の見方では、自然の気が「広がる」から「締まる」へと向きを変える、一年でもっともはっきりした転換点なのです。

今日は、九月の終わりから十月にかけての気の流れと、この時期に運を整えるための過ごし方についてお話しします。特別な道具やお守りの話ではなく、季節の気に沿って暮らしを少し調整する、という意味での開運法です。

算命学で見る「秋」という季節の気

秋は「金」の気が満ちる季節

算命学は、自然の移り変わりを木・火・土・金・水の五つの気で読み解く学問です。春は木、夏は火、そして秋は金の気が主役になります。

金の気は、刃物や鉱物にたとえられるように、切る・締める・固めるという働きを持っています。夏に大きく茂った草木が、秋になると実を結び、余分な葉を落としていく。あれがまさに金の気の働きです。広げたものの中から、残すものと手放すものを選り分ける。秋の気は、私たちにもその作業を促してきます。

九月と十月では、気の性質が少し違う

同じ秋でも、九月と十月では気の性質が異なります。算命学の暦では、月の区切りは一日ではなく節入りで変わり、十月はおおむね八日頃の寒露から始まります。

九月は金の気がもっとも澄んで強く働く時期です。物事の輪郭がはっきり見えやすく、白黒をつけたくなる。一方、寒露を過ぎた十月は、金の気に土の気が加わってきます。土は受け止め、蓄え、次へつなぐ気です。つまり十月は、九月に選り分けたものを、しっかり蔵に納めていく月だと考えていただくと分かりやすいと思います。

秋に心がざわつくのには理由がある

「決めなければ」という焦りは、気の働きそのもの

冒頭の女性のように、秋になると何かを決めなければという焦りを感じる方は少なくありません。これは、金の気が持つ「切り分ける」働きを、心が先に感じ取っているからです。

ただ、ここで大切なのは、焦りに任せて大きな決断を急がないことです。金の気は鋭い分、使い方を誤ると必要なものまで切ってしまいます。勢いで仕事を辞める、人間関係を一気に断つ、といった動き方は、秋の気の悪い出方です。秋の気は、まず「見極める」ために使うもの。決めるのは、見極めがついてからで遅くありません。

夏の疲れが表に出てくる時期でもある

もう一つ、秋は夏に無理をした分が表に出てくる時期でもあります。火の気で外へ外へと動いていたエネルギーが、急に内側へ向きを変えるため、体も心もその切り替えに追いつかないことがあるのです。

「最近やる気が出ない」「なんとなく寂しい」という感覚は、怠けでも気の弱さでもなく、季節の切り替えに体が反応しているだけのことが多いと私は感じています。ここで自分を責めてしまうと、せっかくの秋の気を内側で滞らせてしまいます。

九月末から十月の開運法

一つめ:持ち物と予定を「選り分ける」

この時期にいちばんおすすめしているのが、身の回りの選り分けです。大掃除のような大がかりなものではなく、引き出し一つ、手帳の予定一つからで構いません。

ポイントは、捨てることより「残すものを選ぶ」意識で取り組むことです。金の気は、価値のあるものを見抜く力でもあります。本当に大事なものを手元に残す作業をしていると、不思議と心の中の優先順位も整ってきます。物の整理が、そのまま気持ちの整理になるのが秋という季節です。

二つめ:この一年で実ったものを書き出す

秋は収穫の季節です。年末を待たずに、今年ここまでで得たものを一度書き出してみてください。仕事の成果でも、新しく出会った人でも、身についた習慣でも構いません。

ご相談にいらっしゃる方の多くは、足りないもの、うまくいかなかったことはすらすら話せるのに、得たものはなかなか出てきません。けれど、実ったものを自覚しないまま次へ進むと、せっかくの収穫を蔵に納められないのです。十月の土の気を活かすためにも、まず「受け取ったもの」を確認しておくことが大切です。

三つめ:朝の空気を取り入れ、呼吸を深くする

五行の金は、体では肺や呼吸と深く関わると考えられています。秋に気分が沈みやすい方は、呼吸が浅くなっていることが多いのです。

朝、窓を開けて澄んだ空気を入れ、ゆっくり息を吐くところから一日を始めてみてください。五分ほど外を歩くのも良いと思います。秋の朝の張りつめた空気は、金の気そのものです。それを体に取り入れることで、ぼんやりしていた頭がすっと冴えてくる感覚を味わえるはずです。

四つめ:十月は「始める」より「根を張る」

寒露を過ぎたら、新しいことを次々に始めるより、今あるものを深めることに力を注いでください。土の気が加わる十月は、根を張る月です。

習い事なら新しく増やすより今続けているものを一段深める。人間関係なら新しく広げるより、大切な人と過ごす時間を丁寧にする。ここで蓄えたものが、冬を越えて次の春に芽を出す力になります。

秋に気をつけたい過ごし方

言葉が鋭くなりやすいことを知っておく

金の気が強まる時期は、言葉にも切れ味が出やすくなります。普段なら飲み込むひと言が、つい口をついて出てしまう。正しいことを言っているつもりでも、相手には刃物のように届くことがあります。

とくに生まれ持った気質に金の気が強い方は、この時期に人間関係の摩擦が起きやすい傾向があります。大事な話ほど、一晩置いてから伝える。それだけで、秋の気を「見極める力」として活かせるようになります。

ご自身の運気の流れと重ねて考える

ここまでお話ししたのは、季節全体の気の流れです。実際には、一人ひとりの宿命と、その年・その月の巡りが重なって、秋の過ごし方の正解は変わってきます。天中殺の時期にあたっている方と、運気が上向いている方とでは、同じ「選り分け」でも意味が違ってくるのです。

よくあるご質問

秋に転職や引っ越しをするのは良くないのでしょうか

一概に良くないとは言えません。秋は見極めの季節なので、準備を重ねてきたことを実行に移すにはむしろ向いています。避けたいのは、秋の焦りに押されて衝動的に決めることです。半年以上考えてきたことなのか、ここ数週間で急に思い立ったことなのかを、一度振り返ってみてください。

ラッキーカラーのようなものはありますか

五行の金に対応する色は白や銀、金色です。身につけるなら、白いシャツや銀のアクセサリーなど、すっきりしたものが秋の気に合います。ただし、色はあくまで気持ちを整えるきっかけです。色を変えることより、先ほどお話しした選り分けや呼吸のほうを大切にしていただければと思います。

秋になると毎年気分が落ち込みます。気質の問題ですか

生まれ持った気質によって、季節の影響の受けやすさは確かに違います。夏生まれの方、火の気が強い方などは、秋の切り替えを大きく感じやすい傾向があります。気質を知っておくと「毎年この時期はこうなる」と先回りできるので、落ち込みそのものに振り回されにくくなります。

まとめ

秋は、金の気によって物事を選り分け、十月の土の気によってそれを蓄えていく季節です。心がざわつくのは、季節の気に体が正直に反応している証拠であって、悪いことではありません。

焦って大きな決断をするのではなく、身の回りを選り分け、今年実ったものを確かめ、深く呼吸をする。そして十月は根を張ることに力を注ぐ。それが、秋の気に沿った開運法です。

冒頭の女性には、手帳の予定を一つずつ見直すところから始めていただきました。二週間ほどして「やめてもいい予定が三つもありました」と笑っていらっしゃいました。予定が減ったぶん、本当に考えたかったことを考える時間ができたそうです。秋の気は、そうやって私たちに余白をつくってくれます。

ご自身の宿命と今年の巡りを重ねて、この秋に何を残し、何を手放せばいいのかを知りたい方は、一度鑑定で一緒に確かめてみませんか。季節の気とご自身の気がどう響き合っているのかが分かると、秋の過ごし方はもっと確かなものになります。

個人鑑定の詳細はこちら

【秋開講】五星算命学 鑑定士養成講座のご案内

自分や大切な人の宿命を読み解き、豊かな人生へ導く一生モノのスキルを身につけませんか。ただいま10月生を募集中です。初心者からでもプロを目指せる、実践的なカリキュラムをご用意しています。

あなたの「第二の人生」を、プロの鑑定士として大きく花開かせる一歩を、一緒に踏み出しましょう。

【オンライン講座】ご案内「病気が分かる!健康で長生きする講座」

自分の体の「弱点」と「時期」を知ることは、最大の自己防衛です。将来の健康に少しでも不安がある方は、ぜひこの60分を受け取ってください。

  • 時間:60分
  • 講座料金:3,300円(税込)
  • 開催方法:オンライン(Zoom)

【講座内容】

  • あなたの「本質」(まずはご自身のベースを知る)
  • あなたが「なりやすい病気」(生まれ持った体の弱点)
  • 【超重要】2026年〜2027年2月まで、あなたが特になりやすい病気

「まさか」の事態が起きる前に、自分の取扱説明書を手に入れておきませんか。

メルマガのご登録

運気の流れの読み方や、日々の暮らしに取り入れられる開運のヒントを、メールでお届けしています。ブログではお伝えしきれない内容もお送りしていますので、よろしければご登録ください。

RELATED

関連するコラム

個人鑑定を申し込む 企業・士業 講座