お申し込み
ホーム›コラム
COLUMN

五星算命学とは?占いと何が違うのか、宿命を読み解く学問の基本をお話しします

2026.09.25  / 個人鑑定

「正直に申し上げますと、私、占いは信じていないんです」——鑑定の冒頭でこうおっしゃったのは、五十代の男性でした。奥さまに勧められて、半ば付き添いのようなお気持ちでいらしたそうです。私は「それで構いませんよ」とお答えしました。むしろ、そういう方のほうが話が早いことも多いのです。

一時間ほどお話ししたあと、その方は「これは占いというより、統計というか、読み方の話ですね」とおっしゃいました。私は、その受け取り方がいちばん正確だと思っています。

五星算命学(算命学)という名前は聞いたことがあっても、実際に何をするものなのかご存じない方は多いと思います。今日は、この学問がどういうもので、いわゆる占いと何が違うのか、そして知るとどんな役に立つのかを、できるだけかみ砕いてお話ししていきます。

五星算命学とは、どういう学問なのか

生年月日から、その方の「設計図」を読み解く

算命学は、生まれた年月日をもとに、その方が生まれ持った性質と、人生に流れる運気の移り変わりを読み解いていく学問です。もとは古代中国で、自然界の成り立ちを観察するところから組み上げられました。

私はよく「設計図を読む作業です」とお伝えしています。家を建てるときに設計図を見るのと同じで、そこには、どこが柱でどこが窓なのか、どのくらいの重さに耐えられるのかが書かれています。設計図を見たからといって家が変わるわけではありません。けれど、柱の位置を知っていれば、無理な壁の抜き方をしなくて済むのです。

当てるためではなく、使うためのもの

もうひとつ、最初にお伝えしておきたいことがあります。算命学は、未来に起きる出来事を言い当てるためのものではありません。

読み解けるのは、「この時期は、こういう働きが強く出やすい」という流れです。同じ流れの中にいても、その方がどう動くかで結果はいくらでも変わります。ですから鑑定では、「こうなります」ではなく、「こういう時期なので、こう動くと楽ですよ」というお話をしていきます。

いわゆる「占い」と、どこが違うのか

偶然ではなく、決まった法則から組み上がっている

その場で引いたものや、直感で受け取ったものから読み解く方法もあります。それらを否定するつもりはまったくありません。ただ、算命学はそういう組み立て方をしていません。

生年月日が決まれば、そこから導かれる形は、誰が計算しても同じものになります。鑑定する人の気分で変わることはありません。冒頭の男性が「統計というか、読み方の話ですね」とおっしゃったのは、この点を感じ取られたからだと思います。

「よく当たる」ことを目的にしていない

私が鑑定でいちばん大事にしているのは、当てることではなく、その方がご自身の状況を説明できるようになることです。

「なぜ、あの仕事だけあんなにつらかったのか」「なぜ、この人とだけ話が噛み合わないのか」。過去の出来事に説明がつくと、人は驚くほど落ち着きます。そして落ち着いてはじめて、これからのことを考えられるようになります。算命学は、そのための道具だと思っていただくのがいちばん近いはずです。

「五星」とは、何を指しているのか

自然界にある五つの働き

五星算命学の「五星」は、自然界を動かしている五つの働きを指しています。伸びて広がる働き、燃えて明るくする働き、受け止めて育てる働き、固めて形を作る働き、流れて潤す働き。この五つが互いを助けたり抑えたりしながら、全体が回っています。

人の性質も、この五つの組み合わせで見ていきます。どれが多く、どれが少ないか。多いものはその方の持ち味になり、少ないものは、意識して補うか、人に頼る部分になります。

偏りがあるのは、悪いことではない

五つが均等に揃っている方は、実はほとんどいらっしゃいません。たいていはどこかに偏りがあります。そして、その偏りこそがその方の個性です。

「足りないものがある」と聞くと不安になる方が多いのですが、私はいつも、足りない部分こそ人との縁が生まれる場所だとお伝えしています。全部を自分で持っている必要はありません。持っていないものがあるから、誰かと組む理由ができるのです。

五星算命学で読み解ける、主な三つのこと

生まれ持った性質と、向いている立ち位置

ひとつめは、その方がどういう気質を持っていて、どういう場所で力を出しやすいかです。前に立って引っ張る方、支えに回ると強い方、一人で深く掘り下げる方。同じ能力でも、置かれる場所で評価はまるで変わります。

人との噛み合い方

ふたつめは、相手との関係の形です。良い悪いで点数をつけるのではなく、どういう形で噛み合うのかを見ていきます。並んで進むと力が出る関係、ぶつかることで伸びる関係、少し離れたほうが長続きする関係。形が分かると、距離の取り方が決まります。

運気の流れと、動くべき時期

三つめが、時期です。人には、種をまく時期、育てる時期、収める時期、そして休む時期が巡ってきます。同じ行動でも、時期が合っていれば少ない力で進み、合っていなければ何倍も力が要ります。転職や結婚のご相談で私がまず時期を確認するのは、このためです。

鑑定を受けると、何が変わるのか

決めるときの材料が、ひとつ増える

私は、算命学だけで人生を決めてくださいとは申しません。ご自身の希望、ご家族の事情、お金のこと。決断には、考えるべきことがいくつもあります。

算命学は、そこに「時期」と「向き不向き」という材料をひとつ足すものです。材料が増えれば、迷ったときに戻れる場所ができます。それだけでも、決断はずいぶん楽になります。

自分や誰かを責める時間が、減っていく

そしてもうひとつ、これがいちばん大きいと思っているのですが、責める気持ちが静かになります。

うまくいかなかったのは、自分の努力が足りなかったからではなく、時期が重かったからかもしれない。あの人と噛み合わなかったのは、どちらかが悪いからではなく、性質の向きが違っただけかもしれない。そう思えるようになると、同じ出来事の意味が変わります。冒頭の男性も、帰りぎわに「二十年前のあれは、そういうことだったのか」とつぶやいていらっしゃいました。

よくあるご質問

生まれた時間が分からないのですが、鑑定できますか

はい、できます。算命学は生年月日で読み解きますので、出生時刻が分からなくても差し支えありません。この点を心配していらっしゃる方はとても多いのですが、どうぞご安心ください。

悪い結果を聞かされるのが怖いのですが

私は、不安にさせるためのお話はいたしません。重い時期が巡っているときも、「この時期は無理をしないでください」「この部分だけ気をつけてください」という形でお伝えします。知らずに突っ込んでいくより、知っていて備えるほうが、ずっと軽く済みます。

占いを信じていなくても大丈夫でしょうか

まったく問題ありません。信じるかどうかではなく、読み解いた内容がご自身の実感と合うかどうかで判断していただければと思います。腑に落ちないところは、遠慮なくそうおっしゃってください。そこから話が深まることのほうが多いくらいです。

何を相談すればいいか決まっていないのですが

それでも構いません。むしろ「何となく行き詰まっている」という状態でいらっしゃる方は多いです。まずご自身の性質と今の時期をお伝えするところから始めますので、その中で気になったことをお聞きいただければ十分です。

まとめ

五星算命学は、生年月日から、生まれ持った性質と運気の流れを読み解く学問です。未来を言い当てるものではなく、ご自身の設計図を確かめ、無理のない歩き方を選ぶためのものだとお考えください。

設計図を見たからといって、人生が急に変わるわけではありません。けれど、どこが柱でどこが窓なのかを知っていれば、無理な壁の抜き方をしなくて済みます。日々の小さな選び方が変わり、気づいたときには立っている場所が変わっている。私が鑑定でお手伝いしているのは、そういう変わり方です。

「占いは信じていない」とおっしゃっていたあの男性は、その後、奥さまより熱心に運気の時期を気にされるようになったそうです。信じる信じないではなく、使えるかどうか。その距離感で付き合っていただくのが、いちばん健やかだと私は思っています。

もし今、うまく説明のつかない行き詰まりを抱えていらっしゃるなら、一度ご自身の設計図を開いてみませんか。そこには、責める理由ではなく、これからの歩き方の手がかりが書かれているはずです。

個人鑑定の詳細はこちら

【秋開講】五星算命学 鑑定士養成講座のご案内

自分や大切な人の宿命を読み解き、豊かな人生へ導く一生モノのスキルを身につけませんか。ただいま10月生を募集中です。初心者からでもプロを目指せる、実践的なカリキュラムをご用意しています。

あなたの「第二の人生」を、プロの鑑定士として大きく花開かせる一歩を、一緒に踏み出しましょう。

【オンライン講座】ご案内「病気が分かる!健康で長生きする講座」

自分の体の「弱点」と「時期」を知ることは、最大の自己防衛です。将来の健康に少しでも不安がある方は、ぜひこの60分を受け取ってください。

  • 時間:60分
  • 講座料金:3,300円(税込)
  • 開催方法:オンライン(Zoom)

【講座内容】

  • あなたの「本質」(まずはご自身のベースを知る)
  • あなたが「なりやすい病気」(生まれ持った体の弱点)
  • 【超重要】2026年〜2027年2月まで、あなたが特になりやすい病気

「まさか」の事態が起きる前に、自分の取扱説明書を手に入れておきませんか。

メルマガのご登録

運気の流れの読み方や、日々の暮らしに取り入れられる開運のヒントを、メールでお届けしています。ブログではお伝えしきれない内容もお送りしていますので、よろしければご登録ください。

RELATED

関連するコラム

個人鑑定を申し込む 企業・士業 講座